え~今回もギターに関する素朴な疑問にお答えします。
これもよく聞かれるんですけど、これ何?
なんか色がついてたり、上の画像みたいにカバーが掛かってたりしますよね。
エレキギターにしかないもので、なんか気になりません?
はい。これは「ピックアップ」と言います。
ひと言でいうと音を拾って、電気信号に変える機械ですね。
エレキギターの心臓部と言ってもいい部分です。
これの働きでアンプから音が出せます。
まあ、簡単に言うと、磁石にコイルを巻き付けた電磁石ですね。
この丸い部分が磁石です。
各弦にそれぞれ対応した磁石があります。
この磁石の周りをコイルでぐるぐる巻きにしてます。
コイルの上から黒いテープを巻いてるので見えないですけど。
このコイル一つをシングルコイル、二つ直列に並んだものをハムバッキングコイルといいます。
上のピックアップはハムバッキングコイルですね。
このスイッチで直列、並列を切り替える事もできます。
このコイルの巻き方や材質が音に大きく影響します。
エレキギターで一番繊細な部分で、ギタリストが一番気にするところですね。
私のギターも実はピックアップは乗せ換えてます。
パワーが欲しい、クリアな音が欲しいというが主な理由ですかね。
じゃあ
クラシックギターやアコースティックギターの場合はどうかというと。
この穴が同じ役割をしています。
この穴はサウンドホールといってちゃんと意味があるんです。
この穴からボディ内部に音を取り込んで、なかの木材で反射し、共鳴して音を大きくして外に出す、という役割があります。
なので、こうやって穴を塞いでしまうと、いっきに音が響かなくなり小さくなります。
学生の頃、練習する時はよくこうやってましたね。
近所迷惑になるのが怖くて・・・
これも穴の位置、大きさが音に大きく影響します。
まあ、生音の場合は、あまり気にすることはないと思いますけど。
最後に
今回もちょっと踏み込んでみましたけど、相変わらずうまく説明できません。
まあ、要するに楽器って、いろいろ考えられてるな~ていうことが言いたいんです。
細かい変更・修正を繰り返して今の形になったんだと思うんです。
なので、これからも変わっていく可能性もあるんですよね。
なんか人類の英知って感じしません?