最近、素朴な疑問として聞かれたので。
以前もこのブログに書いたんですけど、僕はエレキギターを弾くときは必ず同じピックを使います。
いろいろ試した結果、ここに落ち着いたんです。
このピック以外を使うことは、ほとんどありません。
じゃあ、アコースティックギターの時は？
はい。
実はアコギを弾くときは、ピックは使わないんです。
指（もしくは爪）で弾くことが多いです。
理由は二つあって。
一つは、ピック を使うと音がはっきりするんですね。
なのでチューニングがあってないと、目立つんです。
じゃあ、しっかりチューニングしろよって話なんですけど、メンドくさいし、チューナーを使わないと６弦すべてがピッタリってなかなか難しいんですよね～
微妙な音の違いをごまかすのに、ピックだと難しいというのがあります。
もう一つの理由は、ギターという楽器は弦を弾いて音を出すんですけど、弦の音が出る前に、弦とピックが当たる音がするんです。
エレキギターでも、アタック音とか言いますけど、このアタック音が嫌いなんです。
黒板を爪でキーッてするヤツくらい苦手です。
なので、このアタック音をできるだけ聞きたくないんです。
何かと何かがぶつかって音が出るんですけど、固い弦と、固いピックがぶつかれば固い音がしますよね。
じゃあ、固い弦と、柔らかい指ならどうでしょう？
アタック音が出ない、柔らかい音がするんです。
爪が長い時は、爪でもOKですね。
爪でも、柔らかい指のはら部分ほどじゃないにしても、アタック音はあまり気になりません。
ていうか、コード弾きで「じゃらら～ん」てするときは、ほとんど爪で弾いてますね。
エレキギターでも、このアタック音をできるだけ出さないように、ピッキングはメチャメチャ柔らかくなりました。
よく「弦を弾くのではなくて、弦の上を撫でる感じ」と表現してました。
できるだけ弦とピックが当たる部分を、少なくしたいということで。
アコギでも弦の上を撫でたいのかもしれないです。
意外とアコギでは、ピックを使わない人が多いんですけど、みんな同じ理由なのかな？
どうなんでしょう？よく分からないです。
