今週のお題「ちょっとコワい話」
自分は色々あって、高校時代から一人暮らしをしている。
一人暮らしで、一番困るのは食事。
男の自分は(いや、男だからというのは、言い訳か)、食事の管理がとにかく面倒くさい。
ちゃんと三食とるのは稀で、お腹がすいたら何か食べるといった感じだった。
その結果、若い頃は痩せ型で、おまけに髪の毛が長かったもんだから、よく女と間違えられた。
そんな自分に起こった怖い体験をランキング形式にしてみた。
第3位
田舎に住んでいるので、高校時代の移動は自転車が中心だった。
夜、自転車でうろついていると、人影を発見。
なんか、ふらふらしてる。
そこは、飲み屋街ではないので、不思議に思いながらも、そのまま行こうとした。
すると突然、男が襲いかかってきた。
暗闇での出来事に思わず叫び声を上げてしまった。
その声があまりに「男」だったからか、男はジロジロ見回した後、舌打ちだけを残して去っていった。
暗闇に一人残されて、しばらく呆然となる。
その後「女と間違われたんじゃないか」と気づいた時、急に怖くなった。
もし、女だったらどうなっていたんだろう。
なんか、事件や犯罪のにおいが・・・。
今のご時勢~と思うかもしれないが、田舎の夜道は本当に暗いので、何か起きるか分らないから、特に女性は気をつけようね。
第2位
これは大学時代、またしても自転車で移動中。
飲み屋街だったので、酔っ払いだったのかもしれない。
突然、自転車を捕まれ、本当に「捕まえた~」と叫ばれた。
そんな人をカブトムシみたいに・・・。
その叫び声を合図に「どこに隠れていたんだ」っていうくらいの男達が一斉に集まってきた。
そして、自分が男だと分ると、また一斉に散っていった。
もうメチャメチャ怖かった。
もし、女だったらと思うと、さらに怖い。
何をするつもりだったんだろう。
もう、事件のにおいしかしないんだけど。
いや、きっとお屋敷から逃げ出したお嬢様をSP達が探していたんだ。
うん、きっとそうだ。そう思おう。
第1位
もう、ぶっちぎりの1位。
飲み屋街でチンピラ風の男に「いいバイトがある」と捕まった。
強引に連れて行かれた先は「いかにも」な怪しいお店。
正直、お金はないので、「いいバイト」には魅力を感じたが、「あ、この人、自分のこと女だと思ってるな」と感づいてはいた。
なので、お店に連れて行かれても、正直、自分は男だから「そんなひどい事にはならないだろう」と甘く見ていた。
お店の前には兄貴分的な人がいて、最初は「あまり強引なことはするなよ」みたいにチンピラ風の男をちょいちょい注意してくれてた。
なんか、話がわかる兄貴って感じ?
やっとチンピラ風が自分が男だと気づくと、今度は兄貴分の態度が一変。
「痛いの平気?」
「経験はある?」
など恐ろしい言葉を発してグイグイきた。
幸いチンピラ風は男だと気づいた途端、興味をなくしていたので、もう全力で逃げたよ。
色んな意味で怖かった。
まとめ
若い頃は、よく女と間違われてナンパされることもあったが、大抵は男だと分ると急に踵を返し、去っていく。
実は、この時の気持ちは、ムカッとくるのが半分。ホッとするのが半分。
男だと分った上でというのが一番怖い。
今時の若い人は、男でも綺麗な顔してる人が多いような気がする。
そういう人達も、こんな怖い体験をしてるんだろうか。
田舎の方が治安は悪いから気をつけて欲しい。
トラウマにならなければいいが。
こういう体験は、自分が一番血気盛んな頃だったのに、めっちゃ怖かった。
これが、女だったら本当に怖いだろうな。
まあ、血気盛んな頃なので、普通の女性は近づかないような所に1人で行ってるのも原因の1つではあるんだけどね。
こういうことは、相手が男でも女でも、絶対やっちゃダメだから。念のため。