みなさんは須藤凛々花をご存知だろうか。
そう、先のAKB48選抜総選挙で、突然の結婚宣言をし、話題をさらった彼女だ。
実は彼女、自分のような「ろくでなしの、おっさん」からは絶大な知名度を誇っている。
自分はAKBのメンバーはほとんど知らない。
ましてや、NMB48なんて、彼女以外は全く分らない。
そんな須藤凛々花の知名度の秘密はもちろんこれ。
そう、彼女は、麻雀番組をやっていたのだ。
さて、ここで問題が。
須藤凛々花は、既に８月いっぱいで卒業することが決まってる。
じゃあ、この番組は？
なんと、２代目を４８グループの中から麻雀勝負で決めるというのだ。
なにいいい!!
この番組が存続するのは、素直に嬉しい。
この番組は麻雀番組にしてはゆるいのだ。
以前、ゲストとして出場したギャンブル王のじゃい。
彼はこの番組を「北島康介が市民プールで泳ぐ感覚」と表現したが、まさしく、そのとおりだ。
ビシビシとした緊張感のなか行なわれる通常の麻雀ではなく、とにかく、ゆるいのだ。
ゆるいのはいいんだが、心配なのはそこじゃない。
須藤凛々花の知名度は麻雀番組をやってるというだけじゃない。
その実力も他の４８グループのメンバーと比べ、抜きん出ていた。
他のメンバーが２代目を継いだとして、また、初心者の状態から始まるのは、ちょっと勘弁して欲しい。
それは、今まで見てきた。
こっちは、その続きが見たいのだ。
もう、牌選択でイラッとしたくないのだ。
しかし考えてみたら、アイドルというのはそういうものなのかもしれない。
①最初は、右も左も分らない初心者から始まり、ほほえましい気持ちで見ている。
②次第に実力をつけてくると、対局を見ていても面白くなる。
③有名人・他の実力者達とどこまで渡り合えるんだろうと楽しみになる。
④突然の結婚・引退 → ①に戻る
アイドルでいえば、歌やダンスになるのかな。
やっと実力をつけてきて、「さあ、これからだ」という所で辞めてしまう。
結局、いつまで経ってもこの続きは見られないものなのかもしれない。
いや、本当は続きなんてないのかも。
要は、人は人が努力しているところがみたいだけなのかもしれない。
