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年末年始に気をつけたいネット犯罪について

最近、割と近い人がネット被害にあったと言うんです。

なんでも、Amazon プライムの自動更新ができませんというメールがきて、クレジットカードの番号まで入力したらしいんです。
ちょっと前なら、そんなのに騙されるなんて~と笑ってやるところなんですが、最近は話を聞いても「ああ、自分でも引っかかりそうだな〜」と思うようなものが多いですね。 

 

これは、いわゆるフィッシングと言われる詐欺です。
偽物のフィッシングサイトを作って、メールやショートメッセージで、そこに誘導して、IDやパスワード・クレジットカード番号を入力させる手口です。
 

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以前にも書いたんですけど、自分はこういうのを取り締まる側なので、引っかかることはないと思うんですけど(いや、自信はない。気をつけないと)なんか、いよいよ騙す側も力をつけてきた感がありますね。
 
 
よく知られているサイトと似たサイトを作るのは、割と簡単なので、後はデータベースが使えるサーバーと簡単なPHPの知識さえあればできそうです。
しかも、ページ自体を作ってしまえば、ドメインを変えれば何度でも再利用できそうなんですよね。
そんなにうまくいくならと、似たようなサイトがあふれる事態になるんじゃないかと、ちょっと心配になってしまいます。
 
年末年始は企業は休みになるところが多いので、こういった犯罪者からは狙い目なんです。
ただ、最近は年末年始でも普通に誰かは出勤している(自分みたいに)ことが多くなってきましたよね。
とはいえ、口座やクレジットカードなど、いろんな企業が係わっているので、担当者不在で~などという事態は結構あると思います。
 
となると、やっぱり入り口でくい止めないといけない。
クレジットカードの番号を盗まれても、すぐだったら被害は少ないんでしょうけど、入力する時は怪しいと思っていない訳ですから、難しいんでしょうかね?
 

ついでにクレジットカード絡みで

最近は、対策が練られてるようですが、不正アタックというものがありました。
実在するクレジットカードの番号に当たるまで、数字を片っ端から試すというものです。
なんでも、1秒間に数十回アタックするらしいです。
で、ヒットしたクレジットカードの番号を使い買い物をされると。
 
何が怖いって、これ、本来そのカードの持ち主も、カード番号を盗まれたことに気づかないんですね。
下手したら知らない間に払ってるかもしれないんです。
引き落としされた後に、使ったのは自分じゃないので、返してくれといっても通用するかどうか・・・
 
自分もシステムに関わっていますが、この不正アタックに関しては、正直どういう仕組みなのか見当もつかないです。
どういうプログラムを、どうやって組んでるのか?
どこから仕掛けるんでしょうか?サイトの支払い方法の画面から?
どうやって?
もう、さっぱりです。
 
これを作った人は、相当すごいと思います。
 
こういった犯罪をなくすためにオレオレ詐欺みたいに、みんなで注意しあって騙されないようにしたいですね。
そして、「割に合わないから、やってられないわ~」と思わせるように。
 
これから年を取ると、どこまでついていけるか心配なので、早く何とかしてほしいです。