ここがこの世の地獄なり

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作る人はすごいよねって話

今週のお題「一気読みした漫画」

前回も書いたんですけど、もうね、「どろろ」が面白すぎるの!

で、単行本も買っちゃった~てことも書いたんですけど、やっと全巻揃いました。

それで、はてなブログのお題にあるようにページをめくる手が止まらないぜ~ていう状態かというと・・・・なんかそうでもない。

いや、もちろん面白いですよ。

 

まあ、内容を知っているからというのもあるんでしょうが、なんかね~テンション爆上がりだぜ~とはならないんです。

正直、読んでみた感想は「ああ、原作だ~」ていう感じですね。

 

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思いっきり絵が昭和だから?

いやいや、それは最初から分かっていたし、「三つ目がとおる」とかはそれでも充分おもしろくて、手が止まらないぜ~てなったよね。

 

で、いろいろ考えてみたんです。

そういえば読みだしてすぐに、「ん?」という違和感はあったんですよ。

目も見えないし、耳も聞こえない百鬼丸が普通に会話してるんです。

もちろん実際に会話してるわけじゃないんですけど、ちょっと違和感を感じてしまいます。

 

アニメでは、なんとなく気配を感じているという演出がされてたんですね。

白い霧のようなもので人の形になっていたり、赤いものが混じっていたり。

今になって思うと、いい演出だな~て思います。 

この演出を入れたアイディアに関心してしまいますね。

 

でまあ、紙の上で表現するならこうなるよね。というのも分かります。

実写映画でも難しかったし、アニメがこの作品を表現するのに一番適していたということなんでしょうね。

こういうことって意外とあるような気がします。

 

そういえば百鬼丸が無表情だったのもいいですね。

漫画でこれをやると伝わらないどころか、面白くなくなってしまう気がします。

漫画もアニメも考えられてるというか、作品に対する愛を感じてしまいました。

 

思わず「ああ~これ自分に足りないものだ~」と思ってしまいましてね。

音楽でも漫画でも、自分の作品に自信があるからできるんでしょうね。

最高の作品になる、と信じられるのもクリエイターの才能の一つだと思います。

改めて「作りだす人って、すげー!」