今週のお題「試験の思い出」はもう終わったんですけど、どうしても供養したいことがありまして。
僕のセンター試験の思い出を、合格発表も終わったこの時期に(あ、後期はまだですね)吐き出したいと思います。
うちはあまり裕福な家庭ではなかったので、結構早い段階で両親に「私立は出さない!」と言われてたんですね。
大学・短大・専門学校など問わず、「私立は出さない!」だったんです。
そうなるとまあ、特になりたい仕事もなかった僕は国公立大学くらいしか、思いつきませんでした。
ええ。めっちゃ高いハードルですよ。
で、そうなるとセンター試験(当時)はめちゃめちゃ大事になってくるんですね。
でまあ、僕のいる田舎では、だいたい試験会場というのは地元の国立大学なんです。
で、国立大学って意外と外れにありません?
僕の地元でも中心地からちょっと離れたところにあるんです。
なので、交通の便があまりよくありません。
で、どうやって会場まで行こうかな~て考えたんです。
電車で行ってもいいけど、駅から結構歩くんですよね。
正直、正確な場所や行き方は分からないし、歩きだとどれくらいかかるか分からないし、朝の渋滞でヘトヘトになりたくないし、要は朝からバタバタしたくないんです。
ということで、両親に試験の二日間、車で送ってくれないかと頼みました。
帰りは、電車+歩きでも全然構わない。別に迷ってもいいし。
朝だけお願いしますと。
父と母、二人に頼みました。
「いいよ~」
軽い返事でしたが、了承を取りつけました。
それが、試験の2・3週間前だったと思います。
で、試験の直前になって確認しました。
「この日、試験なんだけど送ってくれるんだよね」
母「いや、私は無理!」
父「あ~、俺もダメだな~」
私「・・・。」
いやいや。
何を当然のように!
前から言ってたよね⁈
二人の性格を知っていたので、前もって言質をとっておいてよかった~
詳しく話を聞くと、母親は2日間泊まりで外出。
父親は1日目はゴルフ。2日目はOKとのこと。
えっ⁈ ゴルフ?
普段、ゴルフなんてしないじゃない⁈
なんでも急にいけなくなった人がいたので、誘われたとの事。
・・・。
それ絶対、センター試験だからだよね⁈
父「久々に行きたい!」
私「いやいや・・・」
父「2日目は送るから、1日目は諦めてくれ」
私「いや、どっちかといったら1日目の方が大事だから!」
どちらも引かず、散々言い合いまして、なんとか送ってもらえることになりました。
朝6時に!
妥協案として、ゴルフに行くついでに送ってもらえることになったんです。
もちろん会場は開いてなくて、しばらく近くをブラブラしてたんですけど。
まあ、朝バタバタするよりずっといい。
そして
社会人になって、周りの方々が子供の受験についていく~なんて話を聞いて、「なんていい親なんだ」と驚きました。
うちは国公立しか~とか、勉強しろ~とか言ってる割に試験には興味ないという。
子供の人生がかかった日なのに。
まあ、他人に興味がないのは、うちの家系なんでしょうかね。
自由過ぎるのも・・・。