ここがこの世の地獄なり

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最近の若者と働き方改革について

最近、ちょっと考えてしまうことがあったんです。

実は、自分の勤め先では、○○委員会みたいなのが頻繁に立ち上がるんです。

まあ、小さい会社なので部署にこだわらず人を集めようと思ったらこういう形になっちゃうんですよね。

で、ある委員会で自分が委員長になったんです。

他の委員たちはもちろん自分より年下の若い方ばかり。

そのなかで最年少は入社2年目のA君(仮)。

普段は閉ざされた部署にいるので、こういう若い社員と一緒になる機会があまりないんです。

で、このA君には、若手らしく雑用なんかで走り回ってもらおうと思ってたんです。

こういう役回りは若手のうちはみんな経験してると思うんですよね。

もちろん自分も、若い頃さんざん経験しましたよ。 

で、このA君が堂々と言ってのけたんです。

「忙しいので、めんどくさいことはやりません。」

「○○な仕事がしたいです。」

 

え~っ?!

 

こんなメンドくさいヤツだったんだ・・・。

「いやいや、みんな通ってきた道だから」

と言おうと思ったんですけど、飲み込みました。

そういえば「自分の頃はこうだったから~」というのは言っちゃいけない言葉だったな~て思い出したんです。

 

メンドくさい時代になったな~

だったら自分の頃にも言ってほしかったな~

自分の頃には誰もそんなこと言ってくれなかったのにな~

 

こういうのって自分達は「こういうものだから!」て言われて、押し付けられてきたのに、押し付けるくらいの世代になったら、「いやいや」と言われる。

なんとも釈然としないですね~

 

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※イメージです。

 

 

で、仮に彼のいう○○が必要になっても、自分は彼には頼まないんです。

もっと経験と実績のある人にやってもらいたいんで。

やりたい仕事があるというのは大いに結構なんですけど、実際、適任者は他にいるんですよね。

なので、彼にその仕事がまわってくることはないと思うんです。

でも、こういうことってよくあることだと思うんですよ。

 

これも「若手にチャンスを!」とか言われるんでしょうかね?

そういうのは自分の上司に言ってくれない?

別に若手を育てるのが目的じゃないんで!

 

それはそうと

以前、TVで若い人たちの会議で、いいアイディアがでるようにと、会社がリラックスできるような環境や、頭をスッキリさせるカリキュラムを用意している~みたいなことをやってたんです。

で、どうやっていいアイディアが浮かぶような環境を作るのかが経営者の手腕だ~みたいなことを言ってたんですね。

 

自分は雇われの身ですけど、これ、自分がもし経営者だったらと思うとゾッとしますね。

ていうか、もし自分が経営者だったら、最初からそんなことをしなくてもいいアイディアが出てくるような人を採用したい。

全くの素人をイチから育てるより、最初からある程度精通した人を雇いたいと思うのが普通だと思うんですけど。

 

正規雇用が~とか言ってる割に、雇う側も誰でもいいって訳じゃないんだよというのを認識すべきですね。

誰でもいいなら、就職の為に専門知識やスキルを習得する必要なんかないわけで。

「どんな素人でもイチから育てる」と言えるほど余裕のある企業がどれだけあるというんだろう?

 

今回はついつい熱く語ってしまいました。