最近、なにかと話題になってるスルガ銀行の不正融資問題。
今やパワハラや、経営のあり方まで飛び火している。
以前、何回か暴露してしまったが、自分は金融関係の仕事をしている。
自分は、あまり新聞やニュースを見ないので最初は「あ~」という感じだった。
というのは、契約を取ってきた営業マンが審査を通りやすくする為に細工するなんて、ごく当たり前のことだと思う。
もちろん程度にもよるが、これは実際どこの金融機関でも、いや、どこの会社でもあることだと思う。
営業マンが自分の数字の為というのもあるだろうけど、自分の顧客のために何とかしようと思うのは、当然で、むしろ、いい営業マンの証じゃないだろうか。
そして、実はそういったことも審査担当はすべて分ってる。
分った上で、うまく騙されてやってる。という感じ?
なので、ずさんな細工だったり、穴だらけだったりすると、さすがに通らない。
審査担当も「だまされた」と言いたいのだ。
当然ながら、うまく細工することが大事なのだ。
基本的に審査担当の方が立場が上で、「なんとかお願いします」といって無理を通すこともある。
今回のスルガ銀行は、ここがおかしくなったからいけないんだよね。
今回のニュースを見ていて、営業時代、ちょっと身に覚えがあることだったから不安になった。
あ、もちろん極端な改ざんとかはしてないです。
大丈夫です。
・・・たぶん。
それともうひとつ
気になったこと。
不動産や、車、リフォームなんかで、業者がローンを組む為に銀行やローン会社を呼んだり、あるいは展示会なんかで、即、申し込みをする場合。
銀行やローン会社の人と、業者の人とローンの説明を受けたり、申し込みをしたりすることがあると思う。
この場合、そこにいる銀行やローン会社の人は業者側の人間だから!
その業者が不利になるようなことは、絶対言わないし、用意しているローンで契約してもらおうとしてるからね!
決してお客さん側ではないってことは覚えててほしい!
正直、言えないようなこともあるんだよ!
からくりを全部は教えてくれないからね!
常に業者の目を気にしてるから、観察してみて。
業者がいないところでは、いろいろぶっちゃけてくれると思うので、試してみよう。
あらかじめ、もしくは後日、ネットなんかでじっくり調べてから、納得した上で慎重に契約しよう。(二重契約なんてムリがあるって!)
高い買い物なので、当たり前かもしれないけど、念のため。
スルガ銀行のニュースで営業時代をいろいろ思い出してしまった。