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ブログをやるなら知っておくべき?著作権問題

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前回、思い切ったものを描いてしまったので、しばらくビクビクしながらの生活が続いていたが、早くも疲れてしまった。

いつまでも怯えて暮らすのかと思うと気が滅入るよね。

不安のまま過ごすよりも、こちらも理論武装すべきだと思い立ったので。

今回はちょっと真面目な話。 

 

fevernights.hatenablog.com

 よくよく考えたら、自分は今までネットやSNS等で、自ら発信することをやったことがなかった。

もっぱら見る専門。

何を隠そうこのブログは「ブログ?ちょっとやってみよう。うぇ~い」のような軽いノリでスタートしたのだ。

なので、ネット世界の常識、非常識がいまひとつ分っていなかったことに、今さらながら気づいてしまった。

ブログをやってく上で、 それもどうかと思い、いい機会だし自分なりに調べてみた。

まず、前回、自分が何に対して恐れていたか考えてみた。

  1. 著作権侵害(バカにしてんのか~って怒られる)
  2. わいせつ・不適切な表現(お下劣ザマス~って怒られる)
  3. ワ○ピースの熱狂的ファンにキレられる(何してくれとんじゃいワレ~ってキレられる)

3の批判は甘んじて受ける覚悟はできてる。

すぐにでも「ごめんなさい」といえる準備はある。 

1と2は法律も絡んでくるのでビクビクしてしまう。

そう、私はビビリだ。

 著作権について

今までも、著作権や肖像権に抵触するような画像を貼ってはいたが、自分なりの解釈では、「いい意味で使うならOKですよ」ということだと思っていた。

これは、半分正解。(いや、もう不正解かな)

実は著作権のある著作物というものは、いい意味だろうが、悪い意味だろうが、無断で使用した時点で違法になるらしい。

 

なにいいい!じゃあ、有名人について書かれたブログなんかは違法だというのかああ?

そのとうりじゃ。

これは、慌てますよね。

でも大丈夫。

著作権の侵害は親告罪といって、著作権者が申し立てしない限り、罪には問われない。

つまり、周りの第三者が「それ、マズイんじゃない」っていっても関係ないのだ。

じゃあ、著作権者がダメっていったら罪になるの?

そのとうりじゃ。

実際には、

著作権者が訴える

②判決

③差し止め・削除

という流れになるようだ。

特に損害が出た場合なんかは「損害賠償」なんてことに発展する可能性もあるから注意が必要だ。

まあ、著作権者は無数にあるサイトをいちいちチェックできる訳がないし、ファン同士の交流のためというのと、宣伝効果も期待できるので、黙認している状態だということだ。

ここ大事。黙認してるだけだから。

ただ、違法なことには変わりはないので、著作権者が「タチが悪い」などと判断した場合には、削除しなければならない。

ついでにいうと、何がきっかけで著作権者に損害が出るか分らない。

商用利用していないとはいえ、自分の著作権侵害のために思わぬところで発生した損害でも当然、損害賠償の対象になりうることを理解しておくべきだろう。

黙認してもらってるんだから謙虚な気持ちでいようね。

さらに画像、イラストをそのまま掲載するだけでなく、既存のキャラクターを元に自分なりに創作したキャラクターでも、多くの「類似」が認められれば、著作権の侵害にあたる可能性があるとのこと。

いわゆる「パクリ疑惑」ね。

その線引きは難しいところだが、そのキャラの主な特徴といえる部分が「類似」しているかどうか?ということのようだ。

よく、例に出されていたが、既存のキャラのその後を描いたような、同人誌なんかは完全にアウトみたい。

これも黙認してるだけだから。

ただ、私的に使用する分には問題ないそうなのだが、残念ながらブログに掲載するのは、不特定多数の人の目にふれる上、世界中の人が閲覧可能な為、私的使用にはあたらないそうだ。たとえこんな弱小ブログであっても。(泣

 

あと多いのが、他のブログから一部を引用する場合。

引用は著作権の侵害には当たらないらしいが、これには条件があって、

1.他人の著作物を引用する必然性があること。

2.かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。

3.自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。

4.出所の明示がなされていること。(第48条) 著作物が自由に使える場合|文化庁

他のブログの文章を簡単に「引用」できる機能を追加しました - はてなブログ開発ブログ

ということらしい。

これは、文化庁から引用した、「はてなブログ開発ブログ」から引用しました。(ややこしくてごめんなさい)

これは、はてなの引用機能が便利で、助かる。

 

信じられないが、他人のブログをマルッとコピってるブログもあるそうな。

www.d-3.site

これは、はっきりダメだから!

今はブログで収益が出ることもあるので、充分、損害賠償の対象にもなりえるのではなかろうか。

そもそも、ブログとは、自分の意見や言いたいことを一方的に伝えることが目的だったはずだが。

一体、何がしたいんだ。 

PVや収益が絡むと怖いね・・・。

 

 他にも気をつけたいネットの常識

肖像権

有名人の写真など、著作権と同じく黙認されているだけ。

本人が申し出たら削除・変更などの対応をしなければならない。

商標権

有名人やキャラクターの名前を使うだけでも同じような権利があり、同じく黙認されているだけ。「ワ○ピース」みたいに伏字にすればOK.

名誉毀損・侮辱罪

ネットでぼやくのは自由だが、特定の個人を貶めるような書き込みは、度が過ぎるといけないよ。

最低限、個人が特定できないようにするなどの配慮は必要。

プイバシーの侵害

身近な個人はもちろん、有名人なんかも掘り下げすぎると、アウトになる可能性もあるので注意。

 猥褻物頒布罪

意外にもネット上にいやらしい画像を貼ってもそんなに罪にはならないらしい。

現実の世界と一緒なのかな。特に「ネットだから」というのはないみたい。

そういえばよく自分もエロ画像みてr・・・ンン。いやなんでもないです。

てへ。

画像やイラストでは、まず、性器がでてるのはアウト。

さらに、みて、エロい気分になるようなものがアウトになるそうだ。

この線引きも微妙だが、通常のヌードや、全裸がOKだったりするので、かなり甘いようだ。

まとめ

とりあえずは、すぐにお縄になるような事はなさそうなので、ほっとした。

まあ、ブログをやってる人は「そんなん常識じゃい」「お前、そんなんも知らんかったんかい」って言われそうだけど、再確認の意味です。はい(汗

 

みんなも知らず知らずのうちに、やっちゃてるかもしれないので気をつけよう。

このブログでいえば、

・「リアル部長 島工作」→著作権には抵触しないが、商標権には触れる可能性アリ。

・前回のル○ィ→著作権にふれる。(関係者から注意されれば、すぐにでも削除します。内容が内容だし。)

 

他にも

有名人の写真

歌の歌詞

好きなキャラのイラスト

なんかも著作権に触れる。

もちろん、第三者の私がとやかく言う気はないが、謙虚な気持ちでいようね。

著作権物へのリスペクトを忘れずに。