最近、古い映画をみた。
昔見た映画なんだけど、内容を忘れてしまったので、いつかまた見たいとずっと思ってた映画だ。
いつか見たいとは思っていたが、わざわざ見ようとは思わないってヤツ?
それで、かれこれ数十年経ってしまっていた。
たまたまTVでやってたので、いいきっかけだと思って見てみた。
あ、ちなみにその久々にみた映画は「瀬戸内少年野球団」なんだけど。
なんと公開は1984年。
もう、そんなになるんだ~。
正直、あまり内容も覚えていないような映画なんだけど、実は私「瀬戸内少年野球団」と言う言葉は人生でもう100回以上、口にしている。
初めて見たのは小さい頃だったので、内容を覚えていないというのは分るが、この映画で使われた音楽「IN THE MOOD」は当時の自分にも強烈なインパクトを与えた。
高校・大学時代、ジャズの話になった時、よく「瀬戸内少年野球団の曲!」と何回も連呼した覚えがある。
Glenn Miller Orchestra In the Mood Firenze
ジャズってなんか暗い曲が多いイメージだけど、こんなにポップで、アップテンポな曲って珍しくない?
ある程度楽器が弾けるようになって、あのフレーズを弾いてみたんだけど、このメロディーは思いつかないわ~と感心した。
そして実はこの曲、グレン・ミラーの曲だと思っていたが、古くからあった曲をグレン・ミラーが演奏して有名になったということらしい。
ああ。はいはい。アメリカンパトロール方式ね。
どうもこのグレン・ミラーという人は古い曲を演奏して有名になった、というのが多いらしい。
オリジナルで有名なのはムーンライトセレナーデくらいなのか。
まあ、とにかくこの曲は自分がジャズに興味を持ったきっかけになった曲といってもいいと思う。
映画の内容は覚えていなかったけど(笑)
こんなことを言うと怒られるかもしれないけど、「禁じられた遊び」や「第三の男」みたいに、映画自体より主題歌の方が有名になっちゃうパターンじゃないのかな?
映画自体は「うん。まあ。う~ん。」という感じ?
そもそも、この映画は阿久悠さんの自伝的な小説を映画化したものらしい。
ああ。はいはい。敦煌方式ね。
おそらく小説は読み応えがある、すばらしい作品だろう。
でも、映画化すると、う~んってなっちゃうパターン。
いや、よかったよ。
いい話だし。
でも、できれば最初に小説の方を読みたかった。
というのが、最初の感想。
昔はこういうの多かった気がする。
だって、小説って小さい山場がたくさんあるよね。
だから読み終わった後に、なんか満足感みたいなものがあるんだよ。
映画の場合は中半くらいから、大きな山場が一つあればいいんだよね。
いい話だったりすると、全部取り入れたいという気持ちは分るけど、見終わった後に「うん?」ってなっちゃう。
映画化なんて想定して書いてないから当然なんだろうけど。
そう考えると最近の小説は、映画化というのも考えて書かれてる様な気がする。
まあ、どっちがいいかは分からないけど。
考える方は大変だろうなあ。
なんて思っちゃったり。
今日は話が飛びまくってしまった。
いろんな方面に怒られる可能性もあるな。
変なヤツの戯言と聞き流してください。
ホントすみませんでした。