最近よく見かけるのが、オチがよく分らず「モヤッ」とするヤツ。
これは、「見終わった後、ある一定の感情を持たせる」という点で、映画、小説、音楽、美術など、あらゆる芸術で追求してきたものだ。
そういう意味では芸術作品の追求すべきテーマといっていいだろう。
これを、4コマ漫画で実現するとは、もはや、新しいジャンルといってもいいと思う。
いいなあ。これは、急いで自分も乗っからねば。
で、
描いてみた。
まあ、ぶっちゃけ、前回のを描き直してみたんだが、モヤッとできるかな。
うん。さっぱり分らん。
どういうこと?
どのへんが、どう「うなぎ」なんだ。
しかも、「うなぎ」って。
モヤッとって、こういう感じだっけ。
なんか、こういう事じゃないような気がする。
真面目なオチで、全く違う方向に向かってるのが「モヤッ」とするような気がする。
方向性はあってる。ハズなんだけど。
なんか、いけそうな気がしてきた。
どうしても、ちゃんとオチをつけてしまうなあ。
これはこれで、アリなんだけど。
どういう意味だって考えると、ちょっとはモヤッとするな。
なんか難しいけど、こういうことじゃないの。
やっぱり、直線的な何の脈絡もないようなオチがいいよね。
じゃあ、もう一声いってみよう。
そう。こういうこと!
思わず「手紙は?」「告白は?」って言いたくなるような。
序盤でポイントになるようなものが、最後、完全に忘れられてるような感じ。
そして、最終的に「何がしたいんだ」って思わせる。
もう完璧だね。
最後に
これで自分もモヤッとの波に乗れただろうか。
この「モヤッと」が広く認められるようになったら、もしかして、自分が「モヤッとのパイオニア」なんて呼ばれるようになったりして。(そんな訳はない)
これで、モヤッとするものを見たら、皆さんは、このブログを思い出すことだろう。(それもないか)
これから来るであろう波にいち早く乗ってみたんだが、何がどう変わる訳でもないのは分ってる。
自分の意見や「なんちゃって」に関係なく流行りはやって来るからね。
自分は流れを作れないので、本格的にモヤッとを極めている方にがんばって「流行り」を作ってもらいたい。(じゃあ、やるなよ)
今日もいろいろ、すみませんでした。